バッテリー上がりにてご入庫頂きました コルベットC7 1LTです。
こちらのお客さまは元々月に2回程度しかクルマを利用しないとのことでしたので、バッテリーとしては充電不足になりがちな環境ではあるものの、それにしてもバッテリーが使用限界を迎えるには早すぎるので、手始めに発電電圧と暗電流の測定から始めました。
先の2項目については特に異常な数値は確認できませんでしたので、次はお客様の使用環境を考慮した走行テストを実施いたしました。すると渋滞なしの走行環境では変化がなかった発電電圧が、渋滞に突入すると13v以下まで電圧が降下することが確認できました。渋滞が解消し、スムーズな走行環境に移行するので異常発生のきっかけはエンジンルームの温度上昇にあることが判明しました。
国内にはオルタネーターの在庫が無かった為、急いで本国から取り寄せ交換を行いました。
オルタネーター交換後は渋滞の中でも電圧は安定しておりましたので無事完了でございます。